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名古屋ピアノ調律センター

スタインウェイについて

世界的に活躍するピアニストたちや音楽愛好家によって、1世紀半以上にわたって愛用されている最高峰のピアノです。

STEINWAY BRAND

伝統Tradition

スタインウェイ・アンド・サンズは、1853年ニューヨークにおける創業以来、アップライト及びグランドピアノに最高位の品質を追求して厳しい基準を設けてきました。 スタインウェイへの高い評価は、150年余をへた今日も、世界のトップアーティストから若き未来のピアニストや家庭の音楽愛好家に至るまで、変わることがありません。 スタインウェイの他に類をみないさまざまな特徴は、スタインウェイをますます特別なものにし、また時代を越えてその品質を保持していくことをさらに促します。 スタインウェイのピアノは、長い間どのように酷使されようとも、そのまぎれもない独自の「個性」を保ち続けます。

哲学Philosophie

スタインウェイ・アンド・サンズ社の創業者、ハインリヒ・エンゲルハルト・シュタイヴェグの心を駆り立てていたのは、 “これ以上はない最高のピアノを作ろう”と言う強い願望でした。それは初めからすべてに最高を求めていくことでした。 スタインウェイの”手造りの心と技—クラフトマンシップ”です。スタインウェイでは、テクノロジー時代の今日においても、 工程の80%が機械ではなく人の手によって進められています。文字通りのクラフトマンシップの実践です。 これこそ、スタインウェイの一台一台が、オリジナルであり、芸術品であるといわれるゆえんです。 スタインウェイは、専門の職人によって組み立てられ、熟達したマイスターの手によって完成されます。

価値Wert

スタインウェイは、演奏するうえでも、奏でられる響きとその姿においても、ピアノという楽器の理想をはるかに越えています。 計り知れない音楽の歓びと価値のあるものを保有する喜びをともに実現するのがスタインウェイです。 スタインウェイは年月を重ねるごとにその価値を高めてゆきます。世界中で望まれ、世代を越えて誇りとともに受け継がれてゆく価値ある資産です。 また若い才能を開花させるうえで力を発揮するスタインウェイを求めることは、その後何年にもわたって報われることでもあります。

STEINWAYの特徴

小さなアップライトピアノからコンサートグランドピアノまで、スタインウェイはすべて同じシステムを基に造られています。 独創的な設計、厳選された素材、職人の知恵と技、これらの創意すべてが一体となって、スタインウェイピアノが誕生します。

1.響板

厳選されたアラスカスプルースを使用した響板は、中心部から端へ行くにしたがって約3mm薄くなり、クラウン(山なり)状に仕上げられます。
軽量、弾力、薄さが求められるスタインウェイの響版は振動膜の原理にのっとって造られています。

パテントNo.2051633ー1936年8月18日

2.駒

駒は弦の振動を響板に伝える役目をします。スタインウェイの駒は板を垂直に何校も重ね、張り合わせて造られています。

パテントNo.233710ー1880年10月26日

3.アクション

スタインウェイのアクションは鍵盤の動きをそのまま正確に弦に伝えます。この精緻なアクションを支えているのが、木材を充填したチューブ方式のアクションフレームです。エネルギーのロスを最小に抑えてアクション全体が精密に機能することを実現しています。このアクションフレームの働きによりピアニストは思いのままにタッチをコントロールできるのです。

パテント No.93647ー1869年8月10日

4.アイアンフレーム

スタインウェイのアイアンフレームは、響板に直接触れることなく木製のダボによって支えられています。緩やかなアーチを描いたこのアイアンフレームは、響板とフレームの間により大きな空間を生み出し、共鳴はそこで強められます。

パテント No.127383ー1872年5月28日

5.リム

スタインウェイの二重のインナー・アウターリムは、18枚の無垢の堅木の板を木目を水平にそろえて張り合わせ、1工程で成形されます。それはピアノが一つの共鳴体であるという考えに基づき、リムは共鳴体全体の重要な構成要素の一つととらえているからです。熱や蒸気を使わないでリムを曲げる独自の製造法によって、リムの永続性、耐久性、堅牢さを保っています。

パテント No.314742ー1885年3月31日

6.ピンブロック

スタインウェイのピンブロックは種類の異なる6枚の堅木を、木目を45度づつずらして張り合わせます。こうすることで、チューニングピンはすべての方向からの張力に対して最適な力で支えられることが保証されます。またピン板の両サイドはカエデのダボでリムに取り付けられるため、弦の張力はリム全体で支えられることになります。

パテント No.3091149ー1963年5月25日

7.デュープレックス・スケール

弦比率設計により、従来のピアノでは振動を止めてあった弦の端部分をも、弦の基本振動に共振させるようにしたのが、デュープレックス・スケールです。共鳴音の響きがフレキシブルな響板でさらに増幅され、響きと音色に華やかさと豊かさが生まれます。

パテント No.126848ー1872年5月14日

 

 

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